草の勢いに夏を感じる今日この頃です。
畑では思わぬ処から茄子が芽を出して大きくなっていました。
種を蒔いていないのに不思議です。せっかくなので、大切に育てています。
ちょうど今の時期は旧暦の夏に当たります。
『素問・四氣調神大論』には夏に応じた生活について紹介されています。
[2]天地の間は大いに気の交流が活発となり、生命の力が満ちて外へ外へと気が大きくなり発散しています。夏は、冬の内向きの力とは正反対です。その結果としてあらゆる生命の活動が目に見えて旺盛になります。
このような気の状況にうまく身体が沿うよう導くのが養生となります。
[3]具体的には、早寝早起きをして日中の活動時間を長くしましょう。[4]また、実際に身体を動かすことを厭うことのないようにしましょう。
[5]心を平穏に保ち、怒ることのないようにしましょう。
[6]身体自身の働きに任せて、本来の輝きが発揮できるようにしましょう。
[7]汗や大小便など、身体からいろんなものを適度に排泄することを心掛けましょう。 [8]これが夏に応じた養生になります。
[9]逆らうと心之臓に影響しますよ。 [1]夏三月此謂蕃秀[2]天地氣交萬物華實[3]夜臥早起[4]無厭於日[5]使志無怒[6]使華英成秀[7]使氣得泄若所愛在外[8]此夏氣之應養長之道也[9]逆之則傷心