惟賢人上配天以養頭.

愚者は常に天地の惠みに浴していながら、それに背くものである。
ただ賢者のみは専ら天地人の三才の惠みに感謝し

日々その恩に報いている。

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身体は両親を縁として得られた天地の恵みであり、

養生することは、それに応える報恩となる。
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上は天の淸陽を取り込み頭を常に晴れ晴れとし。
下は大地によって足を鍛錬し、
中は心身の活動や飲食など諸々の営みにより五臓を養う。

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身体を三部に分けての養生は、

これ、賢者の養生なり。