哲理館での勉強会が、11月11日にありました。
今回は、素問入式運気論奥の四時気候の図
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四時とは、四季のことで春夏秋冬。
気とは、二十四節気。
候とは、七十二候。
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二十四節気は天気予報で解説されるので、なじみの方も多いでしょうが、
七十二候となると、知っている人は稀だと思います。
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いずれも、一年を等分(4,24,74)に分けて、気候の変化を察する手立
てとして考案されました。
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気候の変化とは、いわゆる気の変化のこと。
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古人は、見えない気を把握するために、多くの智慧を残してくれています。
お蔭で私たちは、森羅万象を観察し、真理を推察することが出来るので
す。
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<参考>
2014年11月12日からの、七十二候を三候紹介。
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◎11月12日水曜日から16日日曜日までは、
地始凍(地が始めて凍る)
大地が始めて凍り始める。
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◎11月17日月曜日から20日木曜日までは、
雉入大海為蜃(キジ大海に入ってオオハマグリとなる)
キジが見られなくなって、ハマグリが取れるよう
になるという意味かもしれません。
日本の略本暦での記述は
金盞香 (きんせんか、さく)
冬の気配さらに強くなり、金盞(きんせん・水仙)の花
が咲き出す。
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◎11月21日金曜日から25日火曜日までは
虹藏不見(虹、隠れて見えず)