4月21日は福岡県糸島市にある松国自然農学びの場の集合日でした。
自然農とは、化学肥料や農薬を使わず、自然の力を最大限に活かして作物を育てる農法です。
月に一度の集合日では、午前にその月に必要な農作業を学び、午後から学びの場の維持に必要な作業を行っています。
目次
午前の部
川口さんの言葉
自然農の提唱者、川口由一さんの著書『自然農にいのち宿りて』から、「自ずから然らしむる、宇宙自然界生命界の営み」という一節が紹介されました。
この節では、宇宙、自然界、生命界におけるすべての営みが、自ずから然らしむる力によって成り立っていることを伝えています。地球の誕生、人類の出現、そして一人一人の命の営みまで、すべてが必然であり、奇跡であると。
農作業の説明と実習
4月中に行っておきたい農作業の説明を代表の村山さんが実演されました。
- 水田の苗床作り:焦らずに心を落ち着かせて種降ろし(種まき)
- 畑:ウリ科野菜の行ズッキーニ、トマト苗の植え付け、行灯の方法
- インゲン、枝豆、里芋、ショウガの種降ろし
- 稲の種籾配布:今年のお米づくりに種籾が必要な方に配布
午後の部
午後は学びの場と道路の境目の草刈りを行いました。雨ということもあり、1時間程度の作業で終了。
感想
雨の中の実習でしたが、それもまた心地よかったりします。実際に種を蒔く作業は雨が降っていない時が良いようですね。陸稲のオオスミという品種の種籾を頂戴したので、畑で栽培してみるつもりです。
これからの時期は、いろんな種を蒔いたり苗を植えたりできるので楽しみです。
次回の定例集合日
5月12日日曜日9時からです。実習内容は、夏野菜の植え付け、苗床の草の処し方です。