臍は身体の中心と考える。
この臍の周辺が冷えている人は案外多い。
ココの冷えは、脾の臓の力が弱く胃腸の働きの不良を表している。
中心部の影響は全身に及んでいると考えられ
冷えによるコリや痛み等何らかの循環障害が、身体のどこかに出現しているはずだ。
この場合の対策としては、まず温である。
臍を暖めることで、身体は良い方向へと向かい始める。
暖める方法は、手のひらをそっと当てるのも良いが、臍へのお灸はより効果的である。
もぐさをイチゴ大にして、ヘソの上に載せる。
火をつけると、おなか全体が温まってくるのが感じられる。
心地よいものだ。
平成己丑年癸酉月辛未日 秋分