本格的な冬になってきました。
しっかりと防寒対策をしないと
風邪を引き込んでしまいます。
対策としては、やはり温めることが先決。
では、どの部位を温めるのが良いのでしょうか。
ポイントは3つ。
頭・頚・背中です。
●頭は、全身の気が一同に集まるところ。
ココが冷えてしまうと、寒さで気の流れが滞ります。
頭寒足熱が養生の基本ですが、冬は帽子などで防寒しましょう。
●頚も気が集まる要衝ですが、とくに背中全体に影響します。
頚が冷えると背中全体が冷えてしまうのです。
外出時にマフラー、寝るときには首巻きなどをされると良いでしょう。
●背中は、特に肩甲骨の間が大事な部位。
ココには風門というツボがあって風邪の入りやすい場所なのです。
ゾクゾクする寒気はこのツボから肩甲骨の下部に感じます。
ココを温めて、風邪が入って来るのをしっかりブロックしましょう。
カイロなどで常に温かい状態にしておくと良いですよ。
また、冷え性や虚弱なかたには腰を加えます。
腰は生命の源、養生の要です。カイロや腹巻きなどオススメです。
それぞれに防寒対策をお持ちだと思いますが、
ツボを意識すると、より効果的です。ぜひ、お試しあれ。
参考
風門(ふうもん):第二胸椎棘突起下から外方一寸五分。左右にある。