飲食自倍、腸胃乃傷

飲食は飢渇をやめんためなれば、飢渇だにやみなば其上にむさぼらず、ほしゐままにすべからず

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物事には、いづれも適量というものがある。
過ぎるも行かず、不足も行かず。

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飲食においても然り。

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過食は、胃腸に負担となり
続けば体を損なうことになる。

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くれぐれも、食べ過ぎには用心されよ。

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貝原益軒の養生訓に曰く
飲食は、飢渇(飢え・のどの渇き)を止めるため。
よって飢渇さえ止まれば
それ以上は、むさぼらないように。
欲をほしいままにせぬように。

平成辛卯年 大雪