高齢者の余命を推定する ePrognosis

永遠の命はありえず、いつかは寿命を迎える時が来る。

それはいつなのか。疫学データをもとに、ある程度の推測が可能のようだ。

ePrognosisは医家向けの英語サイトで、余命推測が簡単にできる。
簡易な質問に応えることで、5年後10年後の死亡リスクを推定してくれる。(対象は50歳以上)
http://eprognosis.ucsf.edu/calculators/#/

質問項目
★BMI
身長と体重から求める肥満度の指標。低栄養状態の把握。

計算はこちらから。→http://keisan.casio.jp/exec/system/1161228732
★慢性肺疾患の有無(肺気腫や慢性気管支炎など)
★ガンの既往の有無
★うっ血性心不全の有無
★高血圧、糖尿病の有無
★喫煙の有無
★自力で約400メートル( 1/4 mile )歩行の可能性
★過去一年内の入院の有無
★身体および精神的な問題のために、日常生活に他人の世話になっている
★健康および記憶の問題から、お金の管理が難しい。(支払や家計簿への記帳)
★健康および記憶の問題から、入浴が難しい。
★健康上の問題から、大きなものを押したり引いたりできない。(椅子)
★最後の質問 あなたが推測する10年後の死亡リスクは?

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得られる結果は、

あくまでも過去に同じような問題を抱えていた人たちのデータからの推測値である。
結果を利用するにあたって、

個々の体はそれぞれに違うということ。

質問項目以外にも多くの要素が余命に影響をおよぼすことを、

常に心に留めておく必要がある。
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ePrognosisでは、病気予防に努め、認知機能、身体能力、栄養状態を良好に保つことが

養生の要となることを明確に示している。